UltraBac 導入事例
導入事例1-某外資系経営コンサルティング会社 様
1.システム概要
社内システム(File Server)および、データセンター(AP Server )のバックアップ。
File Server x 7台、 AP Server x 11台、 Backup Server x 1台、バックアップ容量4TB。
2.導入の経緯
システム入れ替えに於ける、災害時のサーバ群のディザスタリカバリ要素を含めた、バックアップシステムの導入。
コスト削減のため、既存のバックアップソフトウェアのリプレースを検討。
3.現システムの問題点
NetVaultにて運用中。NetVaultサーバのクラッシュ時に、クライアントサーバのみの復旧が不可能。 今回のシステムアップグレード時のライセンス費が高額である。
4.バックアップ要件
- OSを含むシステムのDRの実現。
- バックアップデータのオフサイトでの管理が可能なこと。(暗号化要)
- システム障害時、ファイル単位の迅速なリストアが可能なこと。
- 予算をできる限り安価に抑える。
5.バックアップ方法
Disk to Disk to Tapeへのバックアップ。
- AP Server ・・・ UBDR Agentによる、月~金のImageバックアップ(Partition単位)
- File Server ・・・ UltraBacによる、月~金のFile単位の差分バックアップ
- テープライブラリ(LTO4 Ultrium 24巻)へ、バックアップデータのアーカイブを実施(月一回)し、オフサイトで管理。
6.導入ライセンス
- UB-EE(UltraBac Enterprise Edition) x 1
- UB-DG(UltraBac UBDR Gold Agent) x 12
- UB-UCA(UltraCopy) x 1
- UB-ALA (Media Library Module) x 1
- UB-LFA-3(Lock File Backup Agent) x 2
7.導入結果
NetVaultのUltraBacへのリプレースにより、システム維持費の削減を実現。
また、Disk to Disk to Tape の運用により、速度面の問題を クリアし、さらにシステム障害時の迅速はリカバリ、データの長期保存を実現した。
8.システム構成
導入事例2-某製造メーカ(製鉄業)様
1.システム概要
社内品質管理システムに於ける、アプリケーションサーバのバックアップ。
AP Server x 11台、 Backup Server x 1台、バックアップ容量 約30GB/サーバ
2.導入の経緯
災害時に於けるシステムの保護に不安があったため、サーバ群のシステム部分のディザスタリカバリ要素を含めた、バックアップシステムの導入を検討。
3.バックアップ要件
- OSを含むシステムのDRの実現。
- システム障害時、迅速なリストアができること、また操作が簡単なこと。
- バックアップデータの容量の増加に対処すること。
- バックアップによるネットワークの負荷を考慮すること。
4.バックアップ方法
Disk to Disk to Tapeへのバックアップ。
- UBDR Agentによる、一回/月のImageバックアップ(Partition単位)
- テープライブラリ(LTO3 Ultrium 16巻) へ、バックアップデータのアーカイブを実施(月一回)
5.導入ライセンス
- UB-SG(UltraBac UBDR Gold Stand-Alone Server) x 2
- UB-SGC(UltraBac UBDR Gold Integrated Server Agent) x 11
- UB-ALA-A(AutoLoader Option) x 2
6.導入結果
部門毎にバックアップサーバとテープライブラリ(16巻)を導入し、それぞれバックアップおよび管理を行うことにより、部門毎で完結 したバックアップ、および万一のシステム障害時の迅速なリストアが可能となった。
また、バックアップ専用のLAN環境を導入することで、 通常のネットワークに負荷をかけずにバックアップを行うことが実現できた。
全国の事業所に、同様のシステム構成での導入を実施中。
7.システム構成
導入事例3-某財団法人(研究センター)様
1.導入の経緯
システムの移行期間中のデータのバックアップ、およびOS/アプリケーションを含めたシステム部分の移行が必要だったため。
2.現システムの問題点
Oracle DBサーバのため、システムの移行手順が複雑である。
旧サーバ内蔵のDDS2ドライブでは速度に問題があるため、バックアップ時間が非常にかかっていた。
3.バックアップ要件
- OS/アプリケーションを含むすべてのデータのリプレース。
- システム移行期間中のすべてのデータのバックアップ。
- クライアントPCのバックアップは、範囲外とする。(別途、BackupExecで実施)
4.バックアップ方法
- UBDR Gold による、月~金のImageデータ差分バックアップ(Partition単位)と、週一回のフルバックアップ
- テープドライブ(LTO2 Ultrium) へ、バックアップデータのアーカイブを実施(月一回)
5.リプレース方法
- UBDR Gold による、フルバックアップデータを、LTO2テープからリストアを実施。
6.導入ライセンス
- UB-SG(UltraBac UBDR Gold Stand-Alone Server) x 1
- UB-UCA(UltraCopy) x 1
7.導入結果
OSとDB/アプリケーションを含むデータをイメージでバックアップ/リストアすることにより、スムーズな移行ができた。
DDS2ドライブをLTO2ドライブに変更したことにより、バックアップ時間を大幅に短縮することができた。